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最新雇用データが示す3つのポイント:半導体業界は引き続き優秀な人材を求めている

SEMIが最近収集したデータによると、業界の人材獲得の動きはさほど鈍化しておらず、組織のあらゆる階層で人材を惹きつける必要性が高まっています。COVID-19が経済の多くの分野に壊滅的な影響を与えている今こそ、半導体業界全体で高まる人材ニーズを満たすために、力を入れて新たな人材を惹きつけトレーニングすべきです。

パンデミック下のマイクロエレクトロニクス産業の雇用状況を明らかにするために、最新の労働力開発データから以下の3つのポイントを抽出しました。

 

重要ポイント1Emsi社の採用データ分析

5月5日に開催された「仕事の未来」に関するSEMIのウェビナーで講演したアイダホ州モスクワに拠点を億労働データ分析会社EmsiCEOAndrew Crapuchettes氏は、20203月から6月までの米国の半導体装置およびデバイス製造業の総求人数は199,326件(32,022件のユニークポジション)で、年収の中央値は68,500ドルであり、米国の他の職種や企業の中で最も活発な求人活動であったことを明らかにしました。

Crapuchettes氏は、「求人件数は前四半期よりも実際には減少していますが、大企業の中にはこの期間に横ばいまたは増加しているところもあります。当社では、正確に求人条件を設定し、実際に求められているスキルと精密にマッチングさせることを提唱しています」と述べます。

Figure 1

Crapuchettes氏は、雇用主が求人情報に記載しているスキルと、従業員が履歴書に記載しているスキルとの間にギャップがあることを指摘しました。しかし、今日のアルゴリズム的な履歴書分析で、こうした誤ったギャップも明らかになる可能性があります。Emsi社 は、フォーチュン 500 のエレクトロニクス企業数社の求人情報分析を支援しています。その目的は、企業が自社のビジネスに適したスキルは何であるか、また優秀な人材を惹きつけ方法が何であるかを、より深く理解することです。

Emsi社は、マイクロエレクトロニクスの設計、開発、製造に必要なスキルと、求職者やトレーニングカリキュラムをより密接にマッチングさせるために、SEMIの人材開発活動のようなプログラムを支援しています。

COVID-19の期間中、Crapuchettes氏は、あらゆる業界の企業が社員教育に力を入れていると見ています。多くの企業が、ビジネスの減速している期間を従業員のスキルギャップを特定しそれを埋めるための好機と捉え、パンデミックが過ぎ去った後、企業がより強く立ち上がるための準備をしているのです。

 

重要ポイント2SEMICOVID-19影響調査

SEMIでは3月、4月、6月に会員を対象にアンケート調査を実施し、COVID-19の影響を評価しました。6月の調査では、「COVID-19は貴社の雇用計画にどのような影響を与えましたか?」という質問がありました。300人以上の回答者のうち、採用凍結との回答はわずか13%、採用計画に変更はないとの回答は55%でした。

Figure 2

Figure 2: Data from SEMI COVID-19 Impact Survey

 

この回答パターンはすべての地域に共通です。日本、韓国、中国では、Figure 2に示すように、採用の減速はほとんど見られません。北米、欧州、台湾では採用に慎重な姿勢が見られ、一部の企業では採用活動の減速がありました。

 

重要ポイント3-SEMIの人材開発諮問委員会の調査

Figure 3

SEMIでは、会員企業の意見に基づいて、活動の構築、展開、優先順位付けを行っています。SEMI Americaの人材開発およびダイバーシティ&インクルージョン諮問委員会を対象とした6月の調査では、パンデミックの業界への影響が明確になるまで採用を延期している会員企業がある一方で、ほとんどの回答者は、この時期をエレクトロニクス業界への人材誘致のチャンスと捉え、デジタル革命がもたらす人材需要の拡大に対応するための採用プログラムを維持していることが明らかになりました。Figure 2に示すように、この調査データは、Emsi社の結果およびSEMI会員向けの大規模な調査と一致しています。

6月の諮問委員会調査では、SEMIが多様なコミュニティを支援し、その多様性のある人材とエレクトロニクス業界でのキャリア機会を結びつける努力を進めていきたいとの強い要望が示されました。回答者のすべてが、SEMIに人材のダイバーシティ&インクルージョン促進を最重要課題とすることを求め、回答者の57%は大学への働きかけを最優先事項として挙げました。

マイクロエレクトロニクス産業はCOVID-19時代に大きな影響を与えています。その貢献はワクチンに取り組む企業のためのアルゴリズムを実行するツール開発から、在宅勤務者のためのインターネットの普及、在宅高齢者のためのオンライン注文に至るまで広範囲に及びます。しかし、これらのサービスは、適切な人材がいなければ、進化し続けることはできません。SEMIの人材開発活動は、そのような優秀な人材を求め、育成するための活動です。

 

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