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2020年下半期の展望

世界の製造活動

6月の世界購買担当者指数によると、6月の世界の製造活動は、、5月に比べて減少幅が縮小しました。Chat 1に示すように、世界製造業購買担当者指数(PMI)は、5月の42.4から6月は47.8に上昇しています。

製造額の拡大と縮小の境目はPMI=50ですから、6月のPMI 47.8は世界の製造業活動が依然として縮小傾向でありますが、減少率はより緩やかになったことを示しています。

地域差は見られますが、Chart 2が示すように主要国すべてで6月のPMIが改善しました。

1-Jul-29-2020-07-56-13-94-AM

2-Jul-29-2020-07-56-40-00-AM

 

世界の電子機器販売額

1四半期の電子機器販売額は世界的に減少し、前年同期比で7.1%減となりました(Chart3)。これは、世界の電子機器公開企業213社の第1四半期財務報告書に基づいた推定値となります。

合算した地域データに基づいた(より直近の)情報を見ると、20206月の電子機器売上高は前年同期比で4.4%減、前月比で1.0%減となっています(Chart 4)。

3-Jul-29-2020-07-57-49-02-AM

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米国エレクトロニクスサプライチェーンの成長率

米国はCOVID-19パンデミックとそれに伴う景気後退に苦しんでいます。20205月の商務省データによると、国内の電子機器部門のほとんどで5月の受注額成長率(3ヶ月移動平均)が低下しています(Chart 5)。

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電子機器の製品構成が変化

世界の電子機器販売の製品構成は、最近、パソコン、スマートフォン、メディアタブレット、デジタルカメラといった消費者主導型の購入に変わってきています。Chart 6に示したように、今年の第12四半期のスマートフォン販売台数は、通常の季節性とパンデミックの経済影響を受けて減少しています。

しかし、PCやメディアタブレットは、在宅勤務やオンライン学習をサポートするために、2020年第2四半期に販売台数が増加しています。

また、デジタルカメラの需要は、高性能化が進むスマートフォンによって低価格帯のスナップカメラが取って代わられていることから、引き続き厳しい状況が続いています。

2020年第2四半期のPCとタブレットの売上増加は一時的なものと思われますが、デジタルカメラの減少は持続的であり、大手カメラメーカーの経営を脅かしています。

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半導体産業の展望

ファウンドリの売上高は、歴史的に半導体の世界出荷額の先行指標となってきました。Chart 7を見ると、半導体、半導体製造装置、ファウンドリの売上高は、いずれも3ヵ月移動平均の成長率が1を上回り伸びていますが、成長率は鈍化しています。ただし、明るい兆しもあります。

Chart 8に示したように、6月に台湾上場のファウンドリの売上が急増しており、半導体チップ・半導体製造装置メーカーにとっては、やや好転する兆しが見えてきました。

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最後に

2020年はまだ非常に困難な年になりそうです。パンデミック、世界経済、国際関係をどのようにマネージできるかが大きな課題となっていますが、短期的には光明が見えてきており、2021年と2022年にははるかに明るい未来が待っているでしょう。

 

 

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